老いない・太らない筋肉の鍛え方【専門家監修】
~特に70代以上の方~
歳を取ったら、日ごろから姿勢をキープ。下半身を鍛えることも意識して
「年齢を重ねたら筋肉が落ちやすくなる」というのは、カーブスメンバーさんにとってもはや常識ですよね。
でも、具体的にどこの筋肉が落ちやすいかを知っていますか?
正解は、体幹と下半身の筋肉です。※(グラフ参照)
日頃から常に意識すれば、老いない・太らない体により近づくことができますよ。
歳を取ったら落ちやすい筋肉はこの2つ
【体幹】
知らず知らずのうちに姿勢が悪くなっているのは、体幹が衰えている証拠。
体幹を鍛えるには、常に背筋を伸ばして姿勢をよくすることが大切です。
【下半身】
家の中でも外でも、座るより立つ、なるべく歩くようにするなどして、積極的に足の筋肉を使いましょう。
※カーブスのワークアウトでどちらも鍛えることができます
~すべての年代~
筋肉は動かしてナンボ!動かさないとすぐなくなる
さて問題です。
「筋トレを続けて筋肉がついたら、もう筋トレはやめていい。○か×か」。
正解は「×」ですよね。
いまの段階で筋肉がついているからといって、今後もずーっとその筋肉が維持されるわけではありません。
なぜなら、筋肉は動かしていなければ、あっという間に落ちるからです。
けがや病気などで入院すると目に見えて筋肉が落ちていき、退院後に要介護になってしまったという方はたくさんいます。
同じように、筋トレを休むとわずか1週間で筋肉量は減少し、その後の健康状態に大きく関わります。
筋肉は動かしてナンボ!
筋トレは続けることが大事です。
~すべての年代~
たんぱく質・筋トレ・有酸素運動を1年続けたら10歳若返る
加齢にはネガティブなイメージが付きまといますよね。
歳を取るのは避けられないことですが、「歳だからしようがない」ということはありません。
だれでも年齢を重ねれば体の機能は下がりますが、下がるスピードは変えられます。
たんぱく質をしっかりとって、筋トレと有酸素運動をする。
これを1年続ければ、体の機能が10歳は若返ります。
そして、習慣にしてずっと続けてください。
人生100年時代。いま60歳であれば、あと残り40年もありますよ。
出典:カーブスマガジンvol.52
監修:早稲田大学スポーツ科学学術院 名誉教授 樋口満先生