肌のキメを整えるには、夜10時に寝ること
肌のキメを整えるのに必要なのは、高級化粧品でもマッサージでもありません。
ずばり、質のよい睡眠です。
とくに、夜10時~深夜2時に睡眠をとると、肌の生まれ変わりがスムーズに行われ、1ヵ月もすればキメの整った肌が手に入るのです。
肌を育てるのは質の良い眠り
生まれたての肌の細胞が作られるのは、表皮の一番下。
新しい肌の細胞が肌の表面へと向かってどんどん上へと上がってくる一方で、古くなった細胞は垢となってはがれ落ちていきます。
この生まれ変わりのサイクルがうまくいっている肌は、肌荒れや乾燥、湿疹などのない、キメが整った健やかな状態になります。
新しい肌の細胞が肌の表面に来るまでかかる時間は、約1ヵ月。
まずは質のよい睡眠を1ヵ月とって、その違いを実感してみてください。
夜10時~深夜2時に休息を
夜10時~深夜2時は、睡眠のゴールデンタイムといわれています。
この時間、活発な時の神経(交感神経)がオフになり、リラックスするときの神経(副交感神経)がオンになるのです。
肌の生まれ変わりが行われるのは、リラックスしている時間帯(副交感神経が優位なとき)です。
ですから、この時間に体も脳も肌もしっかり休息させて、肌の生まれ変わりがきちんと行われるようにすることで、肌のサイクルがスムーズに行われ、キメの整った肌に近づくというわけです。
出典:カーブスマガジンvol.52
監修:赤須医院 院長 赤須玲子先生