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60代女性におすすめの筋トレメニュー! ムリなく始められる方法とは?

目次

国が発表した“健康づくりのための最新のガイド”で、「週2~3回の筋力トレーニング(筋トレ)」が推奨されるなど、「筋トレ」が注目されています。
筋トレにはたくさんのメリットがありますが、間違ったやり方だと効果が出ないばかりか、体を痛めることになりかねません。
この記事では、60代の女性におすすめの筋トレメニューや、筋トレを行う際の注意点などをご紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。

60代女性が筋トレを行うメリット

 筋トレというと、筋肉を鍛えてムキムキになるというイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。女性にとって筋トレは、ダイエットや健康のためにも必要なものです。そのメリットを見ていきましょう。

① 筋肉が増えると、太りにくく健康的な体に

 筋肉は脂肪を燃やす工場にたとえられます。じっとしているときや寝ているときでも、呼吸をしたり、体温を一定に保ったり、心臓を動かしたりするために、筋肉工場では脂肪を燃やしてエネルギーを使っています。このエネルギーは「基礎代謝」と呼ばれ、毎日使っているエネルギー全体の約6割も占めています。
 じつは、基礎代謝量は、筋肉量によって決まります。つまり、筋トレをして筋肉が増えるほど基礎代謝がアップして、脂肪を燃やしやすい、太りにくい体になれるのです。

 また姿勢も、筋力と深くかかわっています。お腹の筋肉や背中の筋肉が弱いと姿勢をまっすぐに保つことが難しく、猫背になりやすいのです。筋トレで腹筋や背筋を鍛えれば、姿勢をよくすることにもつながります。

 さらに、筋肉の減少は、疲れやすさにも関係してきます。とくに体力と関係があるのが、下半身と体幹の筋肉です。これらの筋肉は加齢で衰えやすい部位でもあるため、少し動くだけでも疲れを感じやすくなってしまいます。

 筋肉は30歳を過ぎると、年に約1%ずつ減っていってしまいます。でも筋トレをすれば何歳からでも筋肉は増やすことができ、若々しい体を維持することができるのです。

② 痛みや骨折リスクを減らすことができる

 年齢を重ねるにつれて、関節の痛みに悩まされる人は少なくありません。たとえば「腰痛」の原因のひとつは、お腹や背中の筋肉が衰え、腰に負担がかかること。また「ひざの痛み」も同様に、ひざ関節まわりの筋肉が衰えることで負担がかかり、痛みが増すようになります。
 運動をすると筋肉の緊張を軽減し、痛みを和らげることにつながります。さらに筋トレで筋肉がつくと、痛みの再発予防にもなります。

 女性は閉経後、骨の老化で「骨粗しょう症」になりやすいと考えられています。骨が弱ると、転倒したときに骨折しやすくなり、要介護や寝たきりのリスクを高めかねません。
 筋トレには、骨に刺激を与えて、骨を強くする効果もあります。足腰も強くなって転倒しづらくなるので、一石二鳥とも言えます。生涯にわたって自立した生活を送るためにも、筋トレは必要なものと言えるでしょう。

おすすめの筋トレメニュー

 筋トレは器具やマシン(器械)を使うと負荷がかかりやすくなりますが、ここでは筋トレ初心者向けに、自宅で簡単にできる自重筋トレのおすすめメニューをご紹介します。

まずは自分の筋力をチェックしてみましょう!

 筋トレを始める前に、自分の筋力がどの程度なのか、現状を知ることから始めましょう。

youtube動画を見ながら、一緒にチェックしてみましょう!
こちらをクリック➡【筋力チェック】おうちでできる30秒の腹筋キープ

上半身の筋トレ

やり方

➀壁から50~60㎝のところに立ち、胸の高さの延長線上に手をつきます。
➁息を吐きながらひじを曲げて5秒かけて壁に倒れていきます。体はまっすぐのままキープします。
➂息を吸いながら5秒かけて元のポーズに戻ります。
➁~➂を10回繰り返します。

ポイント、意識することなど

両胸の筋肉(胸筋)を意識しながら行いましょう。
腰を反らすと腰を痛める原因になるので、体がまっすぐの状態をキープしましょう。
※腰痛の方は、壁から近い場所に立つようにしましょう
※肩に痛みのある方は、壁から近い場所に立ち、手の位置を痛くないところまで下げるようにしましょう。

下半身の筋トレ

やり方

➀肩幅より少し広く足を開き、足先は外側に向けます。両手は横に伸ばしましょう。
➁息を吐きながら5秒かけてゆっくりしゃがみます。 
➂息を吸いながら5秒かけてゆっくり立ち上がります
➁~➂を10回繰り返します。

ポイント、意識することなど

前もも、後ろもも、お尻の筋肉を意識しながら行いましょう。
※ひざ痛・股関節痛の方は、ひざの向きを意識しながら、ゆっくり腰を落としましょう。痛みを感じる直前で動きを止めましょう(浅くてもOKです)。

おなか周りの筋トレ

やり方

➀足を肩幅に開き、手は腰にあてます。
➁息を吐きながら5秒かけてゆっくり腰を回します。
➂息を吐きながら5秒かけてゆっくり腰を反対側に回します。
➁と➂を、それぞれ10回ずつ交互に繰り返します。

おなか周りの筋トレ
おなか周りの筋トレ

ポイント、意識することなど

おなかの前側と横側の筋肉を意識しながら行いましょう。
上半身全部ではなく腰だけを動かすのがポイントです。
※腰痛の方は、ひざを伸ばしきらずゆるめて立ち、大きく回さずに小さく回すようにしましょう。

60代女性が筋トレメニューを行う際に注意したいこと

ここからは、60代女性が筋トレメを行う際に、注意したいポイントをご紹介します。

適度な負荷をかける

カーブスワークアウト①マシンで行う筋力トレーニング②有酸素運動(プログラムには③ストレッチも含まれていて、それらすべてを合わせて30分のプログラムです。)

 筋トレを行う場合は、ある程度強い負荷をかけないと、筋肉は増えません。「少しきつい」と感じる強度で行うようにしましょう。
 ダンベルなどの器具や筋力トレーニング用のマシンを使うと負荷がかかりやすくなります。施設にあるマシンを利用する際は、重りで運動負荷を調整する従来のマシンではなく、油圧式マシンだと自分が動かすスピードで運動負荷を変えられるので、60代の人でも簡単に、安全に筋トレを行うことができます。

正しいやり方で行う

 筋トレは、それぞれの動きにあった正しい姿勢で動かすことも大切です。正しい姿勢がとれていないと、鍛えたい筋肉が鍛えられず思ったような効果が得られないばかりか、体を痛めることにもなりかねません。不安のある人は、インストラクターが常駐する施設を利用するのも一つです。

筋トレをする場所選びのポイント

① 自宅でする場合

 自宅でできる筋トレには、腹筋や腕立て伏せなどがあります。これらは、自分の体重を負荷にして行う、自重トレーニングになります。器具やマシンを使わず、手軽にできるというメリットがありますが、鍛えられる筋肉の部位が限られ、筋肉への負荷もあまり強くないことから、効果を実感しづらいというのがあります。
 また、場所の確保が難しい、ひとりだとなかなか続かないという人も少なくないようです。

② ジムなどの施設でする場合

 ジムなどの運動施設には、部位ごとに鍛えられるマシンが複数設置されています。それらを使うことで、全身の筋肉を鍛えることができます。
 とはいえ、施設で筋トレをするのは抵抗がある…という方もいるでしょう。そういう方は、筋肉ムキムキの男性やきついトレーニングをイメージされているのかもしれません。しかし、なかには運動経験がない方でも無理なく簡単に筋トレができる施設もあります。
 施設で筋トレをする場合、注意しなくてはならないのが、間違ったやり方をしてケガをしないことです。その点、コーチが常駐している施設なら、正しいマシンの使い方を教えてもらえるので、筋トレ初心者の方でも安全に筋トレを行うことができます。また女性専用の施設なら、男性の目を気にする必要もありません。周りに一緒に筋トレを頑張るさまざまな年代の仲間がいることが刺激になり、モチベーションを保ちやすいとも言えます。

筋トレをするのにおすすめのフィットネスとは?

カーブスの運動の特徴

 「女性だけの30分フィットネス カーブス」は、たった30分で女性に必要な3つの運動「有酸素運動」「筋力トレーニング」「ストレッチ」ができる運動施設です。
 12台のマシンは油圧式のため、女性でも無理なく、簡単に筋トレを行うことができます。またプロのコーチがいつもサポートするので、どんな運動をしたらよいのか、正しくできているか、自分ひとりで悩むこともありません。
 しかも、食事のサポートや、高タンパク質・低カロリーの「オリジナルレシピ」の情報提供も行っているんですよ! 全国に約2000店舗もあるから、あなたの家の近くにもきっと見つかるはず。継続率は97.7%。運動施設のなかでもっとも店舗数が多く、継続率も高いのが特徴です。

カーブスで運動をされている方のお声

伸子さん

 仕事をしながら、家族の介護や看護に追われ、自分のことは後回しにしていたら、10年で10kg太ってしまったんです。筋力が低下して、関節に痛みが出るようになり・・・、「筋肉をつけたい!」とカーブスへ。
 これまで、いくつかフィットネスクラブに通ったことはあるのですが、1回行くと何時間もかかるので、だんだん行く回数が減っていき・・・、結局は続きませんでした。でもカーブスは、1回30分、簡単な運動で、疲れ過ぎないので続けやすいです。コーチの指導があるから、筋肉に効いている感じがわかるのもいいですね。
 通い始めて1年ちょっとですが、体重マイナス7.6kg、お腹まわりマイナス14.2cm、体脂肪率マイナス4.1%。肩の痛みもなくなり、姿勢もよくなりました!

伸子さん(63歳)

 

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